国立大学法人 群馬大学 共同教育学部

資格・就職 License / Job

就職

過去3年間の就職先等の状況

平成31年度~令和3年度卒業生 ※進学者を除く

教職就職者が多いのが本学部の特色です。

そのため学生支援委員会を中心にして、3年次の前期から卒業まで、年間スケジュールに従ったきめ細やかな支援を行っています。その成果もあって、狭き門とされる教職にもかかわらず、本学部卒業生の就職者は多く、教職に強い大学として、全国的にも高い評価を得ています。

また、教職以外の就職希望者についてもキャリアサポート室を中心に、ガイダンスや就職相談などが行われています。

教職に強い大学

先輩からのメッセージ

 自分語りになりますが、私自身教員を目指して群馬大学に入学したわけではありません。社会科を学びたいという想いだけで入学を決め、大学で学び始めた当初も教員になるつもりは無く、社会科という学問を学びに来ているだけだと言い聞かせていたように思います。そんな私が、今では教員採用試験を受け、合格を頂き、群馬県で教師として働く道を歩むことになりました。この将来選択ができたのは、群馬大学での学びの経験を経て、教育に携わることへの魅力を存分に感じることができたからです。

 群馬大学共同教育学部は、群馬県で教師を目指す方には最適な環境が整っています。

群馬大学の特色として、豊富な教育実習と、大学が有する今までの先輩方から受け継いできた情報提供を始めとした手厚い支援、同じ夢を志す仲間がたくさんいることが挙げられると思います。教育実習に関しては、1年生から4年生にかけて毎年実習へ行くことが出来ます。私自身一番思い出深いのは、やはり2か月半にわたる3年次の本実習です。振り返ってみれば、本当に大変でしたが、未熟ながらも現時点での自分の力を振り絞って、目の前の子供たちのために面白く、楽しい授業を作ろうと努力し、その頑張りに子供たちが応えてくれた姿を見たときに、私は何にも代えがたい嬉しさを感じました。その時の喜びが教員採用試験を受けようと最終的に決意した決定打だったように思いますし、群馬大学共同教育学部に来て良かったなと心から思えた経験の1つでした。

 ほとんどの先生は教育実習の思い出をずっと忘れずにいる、という調査結果をある講義で聞きました。また、皆さんにもこれまでの人生で恩師と呼べる人がいるのではないでしょうか。恩師とまではいかなくとも記憶に残っている先生方がいるはずです。何年経っても記憶に残り続けるというのは責任を感じると共に、他にはない教育に携わることならではの魅力と良さが詰まっているのではないかと思います。

 群馬大学の学生の進路先は教員を目指す方が多いですが、教員以外の将来選択をする方ももちろんいらっしゃいます。共同教育学部での学びは何も先生になることでしか活用できないものではありません。自分が親になった時、上司として新人教育をするときなど、社会の中で生きていく上で、「教育」とは誰もが常に関わるものだと思います。また教育だけでなく、専攻科目における学びも私の中ではかけがえのないものです。当初の願い通り大好きな社会科を4年間学んだ経験は私自身の人格形成や思考にも大きな変化と影響を与えたように思います。自分の将来がまだハッキリしていなくても、大学4年間の学びを通して何か見えてくるでしょう。是非皆さんも群馬大学共同教育学部で楽しく学び、様々な経験をしながら、自身の可能性を広げていってほしいです。




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