日米の学生が教育・スポーツ文化について交流――南カリフォルニア大学とのオンライン留学交流会を開催
【 投稿日:2026.09.16 】
群馬大学共同教育学部と南カリフォルニア大学(University of Southern California:USC)の共同主催による「オンライン留学交流会」を、2026年8月28日(金)および9月4日(金)の2回にわたり開催しました。
本交流会は、米国の教育・スポーツ文化や課外活動、育成年代のスポーツ環境などについて、南カリフォルニア大学の教員による専門的なレクチャーを受けるとともに、両大学の学生が交流し、日米の教育や学校スポーツについて考えることを目的として実施したものです。
全2回の交流会には、延べ71名(第1回42名、第2回29名)が参加し、このうち群馬大学から22名の学生が参加しました。

第1回 米国における学校スポーツ・課外活動の現状と課題
第1回では、米国における学校での体育・スポーツ活動や課外活動の現状と課題について、南カリフォルニア大学の教員から専門的な講義が行われました。
講義では、米国における体育・スポーツの機会の変化や、学校スポーツを取り巻く環境、資源やアクセスの問題、参加費を必要とする「Pay for Play」モデルなどについて取り上げられました。
その後の学生ディスカッションでは、米国の学生から本学の学生に対して、日本の教育システムや学校と部活動の関係、部活動について子どもたちはどのように感じているのか、といった質問が寄せられました。本学の学生からは、日本の部活動の良い点や、米国の学校スポーツとの違いについて意見が出され、それぞれの国の教育・スポーツ文化を比較しながら、活発な交流が行われました。
第2回 青少年スポーツをどのように支えていくか
第2回では、育成年代におけるスポーツ活動の環境をテーマに、米国における子どもたちのスポーツ参加のあり方や、スポーツ活動中のケガ、バーンアウト(燃え尽き症候群)などについて、米国側から報告が行われました。
その後のディスカッションでは、米国の状況だけでなく日本の現状についても意見を交わしながら、これからの青少年スポーツをどのように支えていくべきかについて、学生同士が考えを深めました。
「違い」を知ることで自分たちの教育を見つめ直す
今回の交流会に参加した群馬大学の学生からは、「ロサンゼルスの学生と実際に交流することで、双方が抱える社会課題が見え、視野を広げて考える機会になった」という感想が寄せられました。また、保健体育を専攻する学生からは、「部活動の地域移行など、時代とともに変化する日本の学校スポーツを、違った角度から再度見つめる機会となった」との声もありました。
海外の教育制度やスポーツ文化を知ることは、単に「海外について学ぶ」ことにとどまりません。自分たちが当たり前だと考えている学校教育や部活動のあり方を、別の視点から捉え直す機会にもなります。今回の交流会では、ロサンゼルスと群馬という距離をオンラインで越え、両地域の学生が直接意見を交わすことで、互いの文化や制度の「違い」を知り、そこから共通する課題や新たな可能性を考えることができました。
今後も国際的な学びと交流の機会を
社会情勢などにより、海外への実留学が難しい学生にとって、オンラインを活用して海外大学の教員や学生と直接交流できる機会は、国際的な視野を広げる貴重な学びの場となります。
群馬大学共同教育学部では、今後も南カリフォルニア大学をはじめとする海外大学との連携を生かし、学生が異なる教育文化や社会のあり方に触れ、自らの専門分野や将来の教育実践について考えることのできる国際交流・学習機会を、より積極的に展開していきます。
【本件担当:国際交流委員会 小山啓太准教授(保健体育講座)】
【 投稿日:2026.09.16 】
群馬大学共同教育学部と南カリフォルニア大学(University of Southern California:USC)の共同主催による「オンライン留学交流会」を、2026年8月28日(金)および9月4日(金)の2回にわたり開催しました。
本交流会は、米国の教育・スポーツ文化や課外活動、育成年代のスポーツ環境などについて、南カリフォルニア大学の教員による専門的なレクチャーを受けるとともに、両大学の学生が交流し、日米の教育や学校スポーツについて考えることを目的として実施したものです。
全2回の交流会には、延べ71名(第1回42名、第2回29名)が参加し、このうち群馬大学から22名の学生が参加しました。

第1回 米国における学校スポーツ・課外活動の現状と課題
第1回では、米国における学校での体育・スポーツ活動や課外活動の現状と課題について、南カリフォルニア大学の教員から専門的な講義が行われました。
講義では、米国における体育・スポーツの機会の変化や、学校スポーツを取り巻く環境、資源やアクセスの問題、参加費を必要とする「Pay for Play」モデルなどについて取り上げられました。
その後の学生ディスカッションでは、米国の学生から本学の学生に対して、日本の教育システムや学校と部活動の関係、部活動について子どもたちはどのように感じているのか、といった質問が寄せられました。本学の学生からは、日本の部活動の良い点や、米国の学校スポーツとの違いについて意見が出され、それぞれの国の教育・スポーツ文化を比較しながら、活発な交流が行われました。
第2回 青少年スポーツをどのように支えていくか
第2回では、育成年代におけるスポーツ活動の環境をテーマに、米国における子どもたちのスポーツ参加のあり方や、スポーツ活動中のケガ、バーンアウト(燃え尽き症候群)などについて、米国側から報告が行われました。
その後のディスカッションでは、米国の状況だけでなく日本の現状についても意見を交わしながら、これからの青少年スポーツをどのように支えていくべきかについて、学生同士が考えを深めました。
「違い」を知ることで自分たちの教育を見つめ直す
今回の交流会に参加した群馬大学の学生からは、「ロサンゼルスの学生と実際に交流することで、双方が抱える社会課題が見え、視野を広げて考える機会になった」という感想が寄せられました。また、保健体育を専攻する学生からは、「部活動の地域移行など、時代とともに変化する日本の学校スポーツを、違った角度から再度見つめる機会となった」との声もありました。
海外の教育制度やスポーツ文化を知ることは、単に「海外について学ぶ」ことにとどまりません。自分たちが当たり前だと考えている学校教育や部活動のあり方を、別の視点から捉え直す機会にもなります。今回の交流会では、ロサンゼルスと群馬という距離をオンラインで越え、両地域の学生が直接意見を交わすことで、互いの文化や制度の「違い」を知り、そこから共通する課題や新たな可能性を考えることができました。
今後も国際的な学びと交流の機会を
社会情勢などにより、海外への実留学が難しい学生にとって、オンラインを活用して海外大学の教員や学生と直接交流できる機会は、国際的な視野を広げる貴重な学びの場となります。
群馬大学共同教育学部では、今後も南カリフォルニア大学をはじめとする海外大学との連携を生かし、学生が異なる教育文化や社会のあり方に触れ、自らの専門分野や将来の教育実践について考えることのできる国際交流・学習機会を、より積極的に展開していきます。
【本件担当:国際交流委員会 小山啓太准教授(保健体育講座)】
