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芸術・表現コース音楽領域のスタッフと研究概要

分 野 研  究  概  要 教 員
音楽科教育 音楽教育の理論と実践を基調に,現場での様々な課題を学際的見地から考察する。また対象を子どもに限定することなく,幅広い視座で音楽と人間,そして社会の関連を捉える事が大切と考える。 吉田 秀文
音楽科教育 専門は音楽教育学。日本音楽における装飾的旋律の機能に着目し,日本古来の装飾的旋律が後世の音楽,とりわけ民謡や演歌,現代の若者の歌の中で,どのように文化変容を起こし,受け継がれているのかを研究している。現代の音楽教育における日本音楽の様式理解,旋律の捉え方,更には,日本音楽の指導の在り方に,新たな示唆を与えている。 中里 南子
声 楽 専門はドイツ歌曲,特にフーゴー・ヴォルフの歌曲作品を中心として,詩と音楽の関わりについて分析的に研究している。作品理解を深めることで演奏法の新しい可能性を見出し,いかにして詩と音楽から織り成されたものをリアルに表現できるかを探求している。 山崎 法子
器 楽
(ピアノ)
古典派のピアノ作品,特にベートーヴェンを中心として楽譜の存在意義や演奏法の変遷等について研究。時代や様式を広くとらえて現代におけるコンサートのあり方・プログラムの可能性についても積極的に取り組む。 三國 正樹
器 楽
(管楽器)
古典からロマン派,近代のコア・レパートリーを中心とするクラリネット作品について,時代背景,様式観を楽器の発達,演奏形態の変遷に関連して研究。室内楽,吹奏楽,管弦楽,同属楽器アンサンブルなど異種の演奏形態におけるクラリネットの役割についても探求している。 菅生 千穂
作 曲 和声等の音楽理論,楽曲分析,作品制作における研究題材を,近代,現代,及び多ジャンルに広げて行う。また美術,文学とのコラボレーションについて研究し,音楽教育の可能性を追求する。 西田 直嗣
音楽学 専攻は西洋音楽史。主要な研究領域は,19世紀ロマン派の音楽及びシューベルト研究。研究の重点は,音楽理論及び楽曲分析の方法を歴史的な作品に適用しながら,対象を内側から構造的に解明することに置かれている。 川上 晃