児童相談所へ通告した理由


平成12年11月20日
立川児童相談所御中

秋川の三宅村立小学校における児童の肉体的精神的障害について

群馬大学助教授・早川由紀夫
東北大学助教授・村松淳司

 このことについて,至急調査の上,秋川の三宅村立小学校における寮生活の速やか
な中止勧告等の措置をとられるよう,強く希望いたします.私たちは,三宅村の三校
長の総意として9.12文書に書かれた(下記参照。D.9/12付三宅村立小学校長会
から教育委員会への要望書)小学校閉鎖を実現することを目標としています.村の利
益のために,いま秋川で子どもたちが公然と虐げられており,保護者,子供も,そし
て教師すら,この恐ろしい現実から目を背けています.これをこのまま放置すれば,
将来を担う子供たちの心に暗い陰を落とし,著しい精神的ダメージを与えるのは確実
です.
 秋川高校に集団避難した子供たちは,当初は緊急避難的に全員での寮生活に入りま
したが,そこでの生活はまもなく3ヶ月になります.秋川高校の寮施設は,男子高校
生が使用することを前提にしてつくられたものですから,男女児童がそこで長期間の
寄宿生活をするに適した施設であるとはかならずしも言えません.調査する必要があ
ります.この状況は,20日から施行された児童虐待防止法に関わらず,社会的にも
放置しておく問題ではないと考えます.特に,上記法の第二条四に書かれた「児童に
著しい心理的外傷を与える言動を行うこと」に該当する行為が,秋川高校の寮内にお
いて行われているのは下記の事実と照らし合わせると明かです.また,事件の発生を
隠そうとしている教育委員会の姿勢は児童保護の観点から非常に問題があり,かかる
教育委員会に児童を任せることは非常に危険であると言わざるを得ません.
 可及的速やかな対応を強く希望します.

早川由紀夫 hayakawa@edu.gunma-u.ac.jp
群馬大学教育学部助教授(火山学)
〒371-8510 前橋市荒牧町4-2
FAX 027-220-7222

村松淳司 mura@iamp.tohoku.ac.jp
東北大学素材工学研究所助教授(表面物理化学)
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
FAX 022-217-5215

(リンク先は,児童相談所に提出した資料と厳密には異なります)

A.平成12年11月15日に発生した事件について

 1.11/15の秋川寮内における事件(当事者からの話)

 2.11/15の事件後の三宅村教育委員会らの対応

 3.早川による17日午後の電話会話記録(時間と相手)

B.三宅村立小学校在籍児童数の時間変化

C.三宅村教育委員会による資料

 1.10/13保護者会で配布された資料 1ページ 2ページ

 2.10月27日,秋川へ子どもを引き取りにきた保護者に渡された文書

D.9/12付三宅村立小学校長会から教育委員会への要望書

E.その他、種々の発言など