秋川寮制小学校事情

11月中旬には非常に多かった保健室行きの児童がここのところ
めっきり減った.「嵐の前の静けさ」ではないかと心配だ。
11月第1週・第2週に小学生が10名ほど退寮して保健室行き児童数が減ったが
今回は「不気味な沈黙」だ。

親が子どもを引き取れないケースの例:

 三宅から来て社宅に入った親が、郵便受けにゴミを入れられるようないじめを
 同じ社宅の他の住人から受けている.そのような
 姿を子どもには見せたくない.子どもを引き取って共に地域に馴染む自信が
 ない。

 三宅から都営住宅に入って最初は親切にされていたが、もともと村でも
 だらしない人というのはいるもので、こちらに来てもゴミの分別ができない
 など、地域の人がまゆをひそめるようなケースもあって、親自身が
 地域に馴染めていない。だから子どもを引き取れない.

「子どもがいじめに遭うのでは」という心配は,「すでに自分がいじめられてる」
という被害者意識から来ているのではないか.

三宅で看護婦をしていた母親が、秋川寮に手伝いにきた.それまでは
子どもを預けて三宅の子同士で置いておくのがベストだと思っていたけれど、
現状を知ってすぐ親元に引き取った。
彼女は「現場を見ないとやっぱり分からない」と言った。

11.15「自殺未遂」事件は、それ自体はたわいのないものだった。
ただ、今回のようなことがいつ大怪我や最悪の事態に至るか
分からないということを教職員みんなが感じていて気にかけている。