Date: Thu, 17 Aug 2000 10:03:12 +0900
To: mtsukui@earth.s.chiba-u.ac.jp
From: Yukio Hayakawa <hayakawa@edu.gunma-u.ac.jp>
Subject: Re: 三宅島のコメント,海岸部の集落に30〜300cm降るの根拠は?
津久井さん,
再度のメールありがとうございました.
At 9:48 +0900 00.8.17, Masashi TSUKUI wrote:
>早川さま
>
>やはり,私としては同意しかねます.
学者はそれぞれ専門家として個性をもっているからこそ,社会における存在意義をも
っているのだと考えます.ですから無理して意見をそろえる必要はないと思います.
いえ,それを目指すことは,むしろおかしなことだと考えます.
すべきことは,意見を交換して,互いの考え方を(自分の意見構築の)参考にするこ
とだと思います.この交流はふつう学会などをとおしておこなわれます.しかし火山
防災を実現するためには,通常のそのような手順では間に合いません.その前にみす
みす災害が起こってしまいます.ですから,迅速な意見交換がどうしても必要です.
>八丁平の火山豆石層はその中でも規模が大きかったのは大量のマグマが
>浅いところに留まっていたからだと考えています.しかし今回はそうではなさしょう
>です.
八丁平火山豆石層の形成にマグマが必要だったと私は考えていません.
その形成に(浅い)マグマが直接関与した証拠を津久井さんは何かお持ちなのですか?
> 希望的にも徐々におさまって欲しい.
希望的観測をいま火山学者は述べるべきではないと考えます.
あくまでも論理的に冷徹に判断をして,さらにはそれを迅速公開するべきだと考えま
す.もし火山研究の進展だけでなく,防災を実現したいと欲するのであれば.
>>この往復メールを,あす私のページで公開させていただきたく思います.
>
>早川さんの御判断に任せます.
ありがとうございます.
この二度目の往復もメールも公開させていただきます.
---------------------------------------------
早川由紀夫