9.05.1901,三宅支庁に電話しました.

「群馬大学の早川と申します.」

「お世話になります(まったく落ち着いて.背後はがやがやとして大勢の人がいる感じ)」

「そこは,島ですか?」

「そうですけど(ごくふつうの受け答え)」

「お忙しいところすみません.こわくないですか?」

「えっ?(思いもかけないことを言われた驚きの声)」

「そこはあぶないとおもいます.これ以上は申し上げません」

「……(状況判断不能の様子)」

「いや,支庁に電話が通じるかどうか,確かめたかったのです」

「村も警察も通じると思うんですけど(たんに親切で情報提供してくださったかんじ)」

「そうですか.ふつうこういうときは,気をつけて,と言って電話を切るのでしょうが,火山の場合は気をつけてもダメです」

「はっ,わかりました.ありがとうございます.(本心からのよう)」

「それでは」


わたしは,彼に何もしてあげることができません.