2001.5.13住民説明会(桐ヶ丘)レポート

前半

ビデオの中身はそのままだが、説明は、きのうにくらべて改善された。

後半の質疑応答

《一時帰島》                    「自治会」は代表による質問

自治会:全員帰島はいつになるか。
総務課長:噴火の推移をみながらとなる。具体的な時期は見当つかない。
自治会:一時帰島はいつになるか。
総務課長:同じ。ガスによる危険な状態が解消されないと。都災対に村民の意向
   を伝え、条件が整えば実現したい。
自治会:一回帰ってみないと納得がいかない。泥流被害を受けた方をまず優先的
   に帰らせるべき。次に危険性のある方、というように、何百人単位でなく
   順番に帰らせるべき。
総務課長:いまのところ順位付けは検討していないが、そのような特殊事情は反
   映させていきたい。
自治会:「家の上まで泥流が来ており危険である」という情報を各自に知らせて
   ほしい。
建設課長:できればそのような措置を取っていきたい。
神着のA:入島してきた人により状況判断が異なる。島に入って(ガスに妨
   げられず)どれだけ作業ができたか、実稼動率を公開すべき。それがない
   と、学者が言っているというだけでは納得できない。
復興準備室長:1月にえびね丸就航12回、ヘリ就航率48%だったのが、4月は72%
   になった。本日は164名が渡っている。このような情報は早め早めに皆様
   にお伝えする。
M:行政の発表に一貫性がない。島に行った人からの話と乖離している。い
   つ帰れるか、長期短期にわけて方針を立ててほしい。
助役:私どもも帰島させたい。状況を隠しているわけではない。火山学者が、前
   例がなく予測できないと言っている。いろいろな説があり、予知連の公式
   見解としてもまとめられない。村としても、何を根拠にビジョンを立てれ
   ばよいか模索している。
M:模索しているという答えばかりだ。予知連で20年という期間設定もあっ
   た。我々も意思決定ができない。長期になる、短期になるという仮定でよ
   いから、それぞれ対応を示してくれ。
助役:そのような仮定ができない状況。「当分は継続する」ということから、予
   算措置等もあるので、少なくとも1年程度は避難生活を続けられる。
M:期間を仮定してくれ。
助役:ご意見を参考にする。
坪田のTの娘(両親が村民):帰島の条件を示してほしい。ガスがどれくら
   い収まればよいのか。予知連でもそのようなことを示してほしい。
助役:全員帰島の条件はガスが収まれば。桜島の3000トン/日が参考になろう。
   一時帰島はそこまで下がらなくてもできる。都災対・非常災対・内閣府安
   危室〔内閣官房安全・危機管理担当か?〕が予知連の意見を参考に判断。


《生活補償関連》
自治会:食費や交通費を支援してほしい。
村民課長:先週も都福祉局と折衝した。雲仙の例も承知している。最低保障とし
   て何らかの支援は検討している。

《高齢者対策》
自治会:桐ヶ丘では4割が65歳以上。地元診療所やボランティアからは気遣いを
   していただいているが、村の方にも心配してほしい。定期検診や高齢者の
   コミュニケーションを図ってほしい。
保健福祉課長:定期検診は各区市町村にお願いしてある。高齢者ケアは特養ホー
   ムや社福に委託して訪問している。先に説明したようにテレビ電話も導入。
自治会:日帰り旅行やイベントを企画実施してほしい。
H:その訪問も2か月で終わった。心のケアはそういう問題ではない。80歳
   を超えたおばあさんが近くに島の人がいない状況で住んでいる。そういう
   ひとり暮らしの人に重点を置いてほしい。
保健福祉課長:看護婦の訪問等、ひとり暮らしの人に重点を置きたい。

《医療》
自治会:北区では成人病検診を8月にやるとのことだが、離島以来かなり時間が
   経っている。村でも考えてほしい。
保健福祉課長:資料を配布したように、現行の制度で対応していく。
自治会:避難を機に歯を治療する人もいる。それも補助してほしい。
保健福祉課長:避難以前の問題。健康保険の範囲内で対応。
自治会:FAXで配布される情報には、(区を)紹介するけれど村は関係ないとい
   う記述もある。

《就労・住宅》
自治会:入居の更新の連絡が遅い。また、3か月ごと更新でなく、2年なり長期の
   (無料)入居を認めてほしい。
村民課長:ハローワークでは50歳以上は難しい。市長会・区長会で公共事業によ
   る雇用を考えている。げんき農場のような事業を取り組んでいただけるの
   でしばらく待ってほしい。住宅について、都が有料化すると言ってきた時
   点で住民に連絡するので、それがない限り安心して住んでほしい。

《義援金》
自治会:残額5億5000万円は島民のために使われると理解。

《地震保険・住宅》
自治会:地震保険の加入の希望がある。村はどのように考えているか。
復興準備室長:トン袋を並べる等で財産確保を図っていく。
自治会:帰ってからの家屋修理のために義援金等を取っておく人もいる。帰島が
   実現した際、修理費等を支援してほしい。
復興準備室長:都の技術会議で支援を考えている。帰島時点で畳やふすまの入れ
   替え等には無利子貸付を考えている。

《負債》
自治会:公的金融機関だけでなく、民間金融機関からの借入も利子補給してほし
   い。
産業観光課長:民間金融機関も対象となる。

《教育》
自治会:寮生活への対策は。
教育長:全力でやっているつもりだが、(不行届きで)ご迷惑をお掛けしている。
   寮について、第2第4週末に親子のふれあいの時間を取る。小学生は今月2
   人減って25名になる予定だが、教員や保育士が一緒に寝るなどしてきめ細
   かな対応をしている。都立教育研究所からアドバイザリースタッフ(心理
   学の専門家や学生)に来てもらっている。
自治会:未就学児童への配慮や家庭への援助は?
保健福祉課長:約40名の児童がいる。島より都内の保育料の方が安い。

《夜間滞在》
自治会:民宿や旅館に設備して利用することは考えていないか。
復興準備室長:脱硫エアコンは1箇所5000〜6000万円掛かっている。室内で
   0.03ppmと効果が出ている。神着の勤労福祉センター、村役場、阿古のふ
   るさと体験ビレッジを予定しているが、民間施設は予定していない。


以下一般質問。

(名乗らず):国保は一時負担金の減免があるが社保はない。困窮しており支援
     してほしい。
村民課長:国保は保険者が村長だが社保はそうでない。個別に相談させていただ
   く。
伊豆のN:火山ガスが多いから一時帰島ができないというわけでなく、その他
   の条件もあるのではないか。
総務課長:条件が揃えばガスが出ていても可能と考える。ここで細かいことは申
   し上げられない。約1か月の試験滞在の後、村民の意向を汲んで気象庁、
   都、内閣府と協議する。
伊豆のS:住民自主活動支援事業の総額は? 審査基準は。
村民課長:当初予算で1000万円。早い者勝ちでなくなればおわり。審査は村長が
   計画を判断。国立(くにたち)で15軒で家庭菜園やっているグループから、
   肥料や農機具等の補助の相談が来ている。
神着のS:漁業の試験操業は補助金でやるのか。
産業観光課長:網作りには補助金を出した。
神着のS:操業で赤字が出たら漁協が負担するのか。
産業観光課長:そのとおり。あくまでも漁協の事業。
自治会:溺れるものは藁をも掴むというが、行政には藁でなく救命ボートを期待。
   ボランティア会の充実を。


16:41終了。少なくとも後半の質疑応答には、村長の発言なし。

第3回,第4回の予定(村と支庁のページへのリンク)

 (3) 武蔵村山市立第四小学校 体育館(武蔵村山市緑が丘1460)
   5月20日(日)13時30分から16時30分まで
 (4) 八王子市南大沢文化会館 主ホール(八王子市南大沢2−27)
    5月26日(土)13時30分から16時30分まで