三宅島2000-2001年ページ
12.22(金)
「アトラクションでは島民らがウエディングドレスを着て登場、喝さいを浴びる場面もあった」(時事通信).ゴーストダンスが始まった.
12.21(木)
- <国勢調査>速報値で三宅島の人口ゼロに 自治省に特例措置要望(毎日新聞)
- 「阪神大震災で人口が減少した自治体に特例措置をとった前例」があるとのことだが,阪神大震災のときの人口減は一時的なものだった.復興によって数年以内に人口が戻る確実な見通しがあった.しかしいまの三宅島は,それとはずいぶんと異なる状況にあるように私は思う.(0935)
12.20(水)
- 皇后陛下,秋川ご訪問の日
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- 諏訪之瀬島 臨時火山情報1(12.20)
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- 今後の三宅村立学校に関する基本方針(三宅村教育委員会12.18)
- 解説・批評:一定の前進がみられたと思います.「保護者のもとで近くの公立小・中学校に通学することが望ましい」と,三宅村教育委員会が再度明記したことは,前進です.これはもう,覆されることはないと信じたい.この記述をみてもなお,秋川に子どもを置く保護者は,ふつうじゃないとみてよいと考えます.すべて災害がなせるわざでしょう.火山は人を狂わせる.
- また教育委員会と保護者の関係がこの文書によって明らかになったいま,小・中学校教諭ひとり一人の行動に注目が集まります.子どものためには望ましくないと教育委員会が明言した場所でじっさい授業を行うのは,ひとり一人の教諭なのですから.自分の職業に誇りをもっているひとなら,そこで授業をすべきかどうか,考えるはずです.もしするなら,なぜ自分がするかを公に説明せずにはいられないはずです.(1240)
TOKYO FMで12.18に読まれた投稿:「ことし私にとって一番よかったことは転校できたことです。いまの学校はすごくいい学校です。噴火があってたいへんだったけど、いまの学校に来れてほんとうによかった。読んでくれてありがとう」(大田区の三宅大好きさん,15歳)
12.15(金)
- ハワイのキラウエア火山で,10時間ほど前から火山体の収縮がはじまりました.いま現在ほとんど終わったようです.このあと数時間で,めざましいマグマ噴出があるかもしれない.ないかもしれない.→ハワイ火山観測所のページ.(0650)
- なお先月はじめ,赤熱溶岩の海中流入口近くで,ハイカーが二人死亡したそうです.死因はまだ調査
中だという.
- >Two deaths on 3 November. At about
1330 on 5 November the bodies of two
>hikers who died on 3 November were found ~6.4 km W of the
end of Chain of
>Craters road. According to a press release from the National
Park Service,
>the hikers' bodies were located above the sea cliff ~200
m from where lava
>was entering the ocean. A Park Service press release "ruled
out death by
>[homicidal] violence or trauma" but officials were awaiting
autopsy results
>before concluding the cause of death.
- GVN
Bulletin v. 25, no. 10, October 2000
12.14(木)
12.13(水)
火山観測情報(訂正)第1号 平成12年12月13日11時40分 鹿児島地方気象台発表 開聞岳
開聞岳の状況は,まだよくわかりません.ヨミウリオンライン.おおざっぱに言うと,開聞岳はもう山頂から噴火しないだろうような火山だと私は思っていました.噴火するなら麓からか,もっと離れた近隣からかと思っていました.でも,ちがってるかもしれません.詳しい情報が知りたい.(1100)
12.12(火)
http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/miyake/で始まるURLをもつすべてのページにかかわる著作権(財産権)の放棄を中止します.これ以降は,わが国の著作権法に従った取り扱いをしてくださるよう,読者のみなさまにお願いします.(1615)
12.11(月)
三宅村民を支援することを,私は,本日をもって打ち切ります.7月9日朝,雄山陥没を知って以降きょうまでの5ヶ月と2日,わたしは自分の時間のほとんどを三宅のために費やしました.明日以降は,冷静な観察者の目で三宅を最後まで細大漏らさず見つづけます.(1920)
12.09(土)
- きのうの三宅島噴火災害報告集会(衆議院第二議員会館)でわたしは,「もう帰れないかもしれない」とたしかに言いました.
- なお9月9日にCS朝日ニュースターで,「1年,2年,3年,わるくすれば10年」とわたしは言ったことがあります(9.07銀座ソニービルで収録).
12.04(月)
12.03(日)
- 火山噴火予知連絡会の井田喜明会長(東大教授)は「火山活動が一番活発な時期は終わっただろう」とみる。(朝日新聞一面記事より).
- たしかに地下でのマグマ活動のもっとも活発な時期は終わったかもしれない.マグマ学的には,この評価で正しいのかもしれない.しかし噴火が一番活発な時期が終わったかどうかはさだかでない.2000年夏に盛んだったのは,大規模な陥没だった.あのとき噴火が活発だったとはいいにくい.活発な噴火(地表へのマグマ噴出)が,これから控えているのかもしれない.その可能性は大きい.
- 多くの新聞読者にとっていま知りたいこと/重要なことは,この噴火災害がこれからどうなるかだ.その観点から言うと,上記朝日新聞記事は不適当だったと言わざるをえない.深刻な災害の時期がこれから来る可能性が十分ある.いや,むしろそうなることが必然だろうとまで,私は思う.より活発な噴火がよしんばなくても,これまでとは比較にならない自然災害が三宅島を襲い,三宅の人を長い間苦しめるだろうと思う.2000年夏,三宅山頂に生じた13億トンの質量欠損の意味を軽視してはならない.
12.02(土)
- きょうは選挙人名簿の定時登録の日です.「水害で家を流されて隣りの町に避難しており、原住所に戻って住む意志はあっても住む家がない以上原住所に居住しているとは客観的に認めがたいとして原住所での選挙権を認めなかった例」があるそうです.三宅村の有権者数がどう発表されるか注目されます.→ここは三宅島掲示板651&652Cauli.さん
- NHK『生活ほっとモーニング』12.01.0835は,まったくいただけない.
- 番組内で電話インタビューに答えた宮沢支庁長は,「8月18日の噴火では噴煙が8000メートルに達した」と語った.しかしあの日気象庁は,(現時点まで)最大の噴火のあの噴煙の高さを,8000メートル以上だと発表した.この場合「以上」のあるなしは大違いだが,それ以上の問題がここにある.気象庁は9月中旬に,外部からの指摘に従って,その噴煙の高さを1万4000メートルと訂正したが,その訂正情報が気象庁から東京都に伝達されていないことが宮沢支庁長電話で露呈した.気象庁から東京都への火山情報伝達システムを早急に改善する必要がある.それを怠ったままのいまの態勢では,8月の混乱がまた起こる.
- スタジオのNHK職員二人による発言「これだけ長期化することは,専門家も予測できなかった」は,事実に反している.NHK『生活ほっとモーニング』自身,9.13.0909に篠田正浩さん(映画監督)の発言(もう島には帰れないかもしれない)を伝えた.被災者の困難を紋切り型コメントですますのは,やめてほしい.あまりに無責任だ.
- NHK職員「いつかは帰れる日が当然来るとみなさん頑張っていらっしゃる」.なぜそう断言できるのか.9月に篠田監督が言ったように死ぬまで帰れないかもしれないではないか.火山のちからを甘くみるな.三宅村民を愚弄するな.
- 石原都知事12.01会見「(都営住宅の)期限はいくらでも延長しますから.大丈夫.」