教育改革への有効性

   本取組により、下記のような教育的・社会的効果が期待できる。

1.地域密着型健康づくりプランナー育成のカリキュラムモデル。

学部、あるいは専門領域を越えて「健康スポーツクラブサービス」のテーマを共有することから総合化された新しい教育カリキュラムが構築される。そのことから学生は、地域や学校で「スポーツ」と「健康づくり」との関わりを総合的に、経営管理学的に学び、健康づくりプランナーとして専門職意識と実践能力が育成される。この教育理念を社会に適応させることから縦割り行政の改革、「健康づくり」の総合化に大きな影響を与えると思われる。


2.健康づくり、地域づくりに大きな効果。

これまでに行われた本学「健康スポーツクラブサービス」の報告から、関わった特定地域の健康づくり、地域づくりに大きな効果がうかがえた。具体的には、1年間の健康スポーツクラブサービス前後の効果は、最大酸素摂取量については参加者118名中72%が向上し、ブドウ等負荷試験の結果では糖尿病境界型が34%から23%に減少し、糖尿病型が17%から13.5%に減少している。また、アンケートの結果でもほとんどの参加者が健康は突詰めれば、その活動は「命」を守ることと同じ意味を持ち、そのことから自分や他人をも思いやる優しい心を育むことができる。


3.総合型地域スポーツクラブ「群大クラブ」は、様々な文化の活性化への影響効果。

「群大クラブ」の企画・経営は教育会に対して、地域に対して限りない影響力をもっている。「総合型」の3つの多様性

(1).種目の多様性、(2).世代や年齢の多様性、(3).技術レベルの多用性は、地域住民個々人のニーズに応じた活動の限りない発展性を含み、例えば種目の多様性では、地域の様々な特性を活かした健康づくりコンセプトから、音楽、絵画、手芸、スローフード、ノーマライゼーション、地域社会・文化……等の活性化が期待できる。さらに、学生に対しては健康スポーツクラブサービス企画・経営管理学の体験学習フィールドの提供、そして行政管理者に対しては健康スポーツクラブモデルの提供、エリアサービスの活性化の提供、人材の活用の場の提供等を挙げることができる。


4.本取組みコアに時代のニーズに応えるべく本学内に「健康スポーツサービスセンター(仮称)」を設立し、健康づくりサービスによりさらなる地域貢献が期待できる。

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