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学部長メッセージ

学部長写真  群馬大学教育学部の歴史は、1873年(明治6年)の小学校教員伝習所の開設にその端を発しています。以来、130年以上にわたり、その時代の学校教育を支える教員の養成を担ってきました。教育学部という名称になったのは1966年(昭和41年)ですが、そこから数えてもすでに40年近くになります。その間、卒業生の多くが県内外で学校教育の優れた担い手として活躍してきたことは言うまでもありません。

 本学部は、現在、小学校・中学校・養護学校の教員を養成することを主たる目的としておりますが、教員として、より深い専門性を身に付けられるように、大学院教育学研究科と特殊教育特別専攻科も備えています。そして、上記以外にも幼稚園や高等学校の教員免許状を取得することができますので、全ての校種への道が開かれていると言えます。また、教員免許状以外の資格としては、社会教育主事補・学芸員・学校図書館司書教諭の資格を取得することができますので、皆さんの関心と努力により多方面の知識と技術を身に付けることができます。

 一方、進路ですが、近年の少子化の影響を受けて、本学部卒業と同時に正規の教員に就くことは必ずしも容易ではありません。しかし、卒業とともに6割以上(臨時教員を含む)の学生が学校教員として就職しています。この教員就職率が全国的に常に上位にランクされていることでも明らかなように、本学部は教員養成学部としての責任を着実に果たしてきております。また、教員以外の進路ですが、大学院や専攻科に進学して教職についての専門性をさらに深める人、官公庁や民間企業に就職する人など、各人の希望により実に多岐にわたっています。

 近年、学校教育の現場では、いじめ・不登校・学級崩壊・学力低下・体力低下・高校中退など、いろいろな問題を抱えています。現在、本学部は、群馬県教育委員会と連携して、これらの問題に積極的に取り組み、具体的な改善策を追求しているところです。それとともに、「優れた能力と資質を備えた教員の育成」という教員養成学部の目標を目指して、学部一丸となって全力を注いでいるところでもあります。学校現場の期待に応えられるよう、教員養成の充実と現職教員の資質向上に邁進したいと考えています。

教育学部長 小池 啓一