三宅島2000-2001年ページ
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1.31(水)
きょうの噴煙はずいぶん高くまで上がっている.火口の上1500メートルくらいまで.
1.30(火)
御蔵島に置いてある東大の三宅島火山監視カメラに高分解能カメラが追加されました.白い噴煙だけでなく,青白い有毒火山ガスも映っています.夜は止めてるようだが,火映は映らないのかなあ.→バックナンバーページ(前嶋さん作成)
- 浅間山は,はっきり噴煙をたなびかせています.これは,わたしが10年前に前橋に来てから初めての現象です.
- けさ1.30.0207,磐梯山が噴火したかもしれないが,確認できない状態(らしい).→気象庁発表の火山観測情報5号.昨年の磐梯山(わたしの解説).
1.29(月)
三宅村議会による三宅島現況被害調査(1.24-1.28)は,悪天に阻まれて,三宅島への渡島がかないませんでした.神津島での青山副知事との話し合い内容などの迅速報告がSAKUMA NOWにあります.
1.26(木)
きのう紹介した「黒いもの」が水たまりであることを示す確からしい証拠写真がみつかりました.それは,なんと,2カ月以上前の11.15写真だった.(1105)
1.25(木)
カルデラ床に広がっている「黒いもの」の正体は何か?
1.23(火)
インフルエンザ 私事ですが,このところの寒さで私は,昨晩すこし熱を出しました.インフルエンザかもしれません.インフルエンザといえば,私が昨年11.02に東京都教育庁総務部教育情報課に送信したメールにまだ返事をもらっていません.私はインフルエンザの季節到来まで十分な時間的猶予を持って意見提出しました.しかし,もう80日も放置されています.インフルエンザの危険が目の前に迫ってきました.当局の情報伝達機能に不全があるようです.自分の子どもを守る手段はただひとつ.寮から引き取ることだけです.>親権者.
1.20(土)
- 火山ガスの危険に慣れは禁物 火山ガスの危険があきらかになった9月から4ヶ月がたちました.慣れによる気の緩みで危険への対応がおろそかになっているようにみえます.島内で作業する人の多くがガスマスクをしないと聞こえてきます.緩慢な毒によって身体がむしばまれているのでしょう.
- ぜんそく患者が(職務で)島に入ることを許可するとも聞こえてきます.ぜんそく患者が二酸化硫黄ガスにいかに無防備かは,医学上はっきりしていることです.アッというまもなく絶命します(たとえば,阿蘇山の事例).医師の診断書つきのぜんそく患者がもし島で倒れたら,渡島を許可した人が殺人罪で起訴されるべきでしょう.知らなかったとは言わせない.
1.19(金)
みぐるしい 秋川三宅村小学生の数は,今週も減り続けています.きょう現在71人です.3月には卒業する6年生が19人を占めますから,このままでも,4月には52人になります.新1年生は迎えません.3月までの間に転校者がさらに増えるでしょうから,おそらく4月の新学年は児童数30-40人で迎えるのだろうと思います.このような数でも小学校を続けるのですか?自分からやめることができなくて,自然消滅になるのを待つなんて,愚かしい.いや,みぐるしい.>三宅村教育委員会・小学校長・小学校職員会議・東京都教育委員会.
2000年8月-9月の日別三宅島脱出者数 石原都知事の9.01「呼びかけ」の時点では,すでに村民の2/3が島を出ていた.
雲仙岳で,昨夜から何度も地震が感じられています.(1250)→気象庁発表の火山観測情報
1.18(木)
- 都と村による重大な誤算 asahi.com1.15に,「都や村にとって誤算だったのは、火山ガスの噴出がやまず、長期避難が避けられなくなったことだ。居住環境を優先させたため、ばらばらに住むことになった島民は1200万都民の間に埋没。」とあります.三宅島のこの災害が長期化することと,それによって必然的にもたらされるこの結果を8月9月の時点で見通せなかったのは,重大かつ明らかな失政だったと考えます.該当時期の私の記述を読んでいただければこのことは容易にわかるはずです.すくなくとも私は知っていましたし,マスメディアで公言しました(たとえば朝日ニュースター9.09放送).この国の火山監視を担う気象庁も,9月以降は一貫して,「いつまで続くかわからない」と言ってきました.
- 朝日新聞社のこの記述を都と村が認めるなら,都と村はみずからの失政の事実を認め,8月9月の時点に戻って災害対策の有り様を抜本的に見直す必要があります.いまそれをしないのなら,さらに失政を重ねることになります.具体的に言えば,次の判断をいまする必要があります:1)三宅村を存続させるかどうかを判断する;2)もし存続させるなら,(希望する)村民を一カ所あるいは(集落ごとに)少数カ所に集める.
- 2)をするのがもっとも簡単ですが,カネがかかります.都はじぶんの財政事情とよく相談すべきです.その結果,できないことがわかったなら,三宅村の廃止をいま村に提案する責任があります.その提案をうけて,村は,助けてくださいの具体的お願いを都(と国)にすべきです.こうして,話し合いが始まります.これがほんとうの三宅島噴火災害対策です.半年遅れですが,(都が英断を下すなら)まだ間に合います.もう半年遅れたら(国が動いても)間に合わないでしょう.
1.17(水)
秋川三宅村小中学校への来年度教員配置を特別扱いしてはならない
岡田さんの発言 カコッコー三宅・多摩だより九号ー(三宅島と多摩をむずぶ会1.14発行)に掲載されている「岡田弘・北海道大学教授との対談」は,12.19取材のテープ起こしだそうです.岡田さんの発言をほぼそのまま読むことができます.興味深い意見が語られています.
1.16(火)
- 三宅児童数の時間変化(1.15まで)
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年を越した秋川問題 昨年11月,5日間だけ置いて,その後,自主削除していた2000.11.15記述を透明文字で復活させました.秋川問題です.どうかんがえても,私には,いたいけな児童に対する非人道的処遇にしかおもえません.わたしのこの記述に対して11月に,「目的のために手段を選ばないようなやり方には賛成しない」との意見をいただきましたが,わたしの目的にも手段にも,不法不正はないと考えます.ただ,スマートさに欠けることは認めます.
- お読みになりたい方は,自分の意志でハイライトしてお読みください.あのときから2カ月経ってすこしだけ動きがみえますが,本質部分に変化はありません.児童のこころとからだが,極限状態まで追いつめられているだろうと,わたしは想像します.世にもみにくい話です.このような親たちを支援すべきだと,わたしは思いません.
- 菊地夫妻は,子どもを引き取って,自宅近くの学校に通わせていると聞きました(2001.2.01)
1.11(木)
朝日新聞12.27夕刊科学欄(一部地域12.28朝刊)に掲載された「いつ戻れる?三宅島の活動 専門家に聞く」は,画期的です(新聞紙上でのじっさいの記事).同紙で随時公表されるエコノミストの景気見通しと同じ形式で,火山学者10人による今後の見通しが表になって示されています.わが国の新聞火山記事で,このような複数意見の併記を私は初めてみました.確定的に予測することができない事象の将来見通しは,複数のエキスパートによるこのような複数の意見併記がもっとも望ましい社会伝達の方法です.朝日新聞科学部の黒沢記者は立派です.