三宅島-神津島2000年ページ

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9.28(木)

慎吾ママ おっはー.いま東京あきる野市の秋川高校で,三宅島から避難してきた児童・生徒たち約300人が寮生活をしています.8月29日に島を出ました.明日で1ヶ月になります.はじめは9月30日までの予定でしたが,三宅島の様子がちっともよくならないので,10月1日以降も,このまま秋川高校で寮生活のまま勉強を続けることになりました.おかあさん・おとうさんに会えるのは週末だけです.
 島には小学校が3つあって,ぜんぶで40人くらいの小学一年生がいましたが,いまは14人しかいません.14人でひとつのクラスをつくっています.先生は若くてとてもきれいです.
 この寮生活がいつまで続くか,ぜんぜんわかりません.慎吾ママへ,三宅の子どもたちを励ましに秋川に来てください.9月初めに励ましに来てくださった大島理森・文部大臣が,慎吾ママを三宅の子どもたちのところへ派遣したいとおっしゃったらしいですから,ちっとも遠慮することありません.来てくれたら,みんなで大歓迎します.おっはー.

9.26(火)

「気象庁は8月18日、29日に続き、9月20日も緊急火山情報発表の機会を逃してしまった」(Cauli.さんによるちばさん掲示板での発言5494

9.24(日)

9.22(金)

9.16(土)

8.30のPi-SAR画像を判読したふじたさん@アジア航測によると,カルデラ縁は8.20以降ほとんど拡大していないとのことです.8.18を最後に傾斜計ステップと長周期地震が発生しなくなっていることと合わせて,三宅島の地下に変化が生じたらしいことを,4週間たって,私たちはやっと理解しはじめました.そのなかで,8.29発作が起こったことをどう理解したらよいのか.そして,それから18日たったいままで次の発作が起こらないのはどうしてか,わからないことだらけです.(1750)

9.15(金)

近未来の三宅村についての討論が掲示板「ここは三宅島」でおこなわれています.たくさんの三宅村民から意見提出がほしい.(0935)
 
西野直樹さん(島魂リーダー)へ私が書いたメール [miyakejima:04635]:
 多摩でも,大島でも,八丈島でも,北海道でも,どこでもいいですから,臨時三宅村をつくることを提案します.3800人ぜんぶいっしょが無理なら,すくなくとも集落単位でまとまることを提案します.阿古は○○,坪田は○○,神着は○○,伊豆は○○,伊ヶ谷は○○といった具合です.
 このことをめざして,いますぐ走り出してください.いますぐ走り出さない限り,(火山の異常が長期化した場合)三宅村は日本地図から消滅します.これは,希望とはまったく別の次元の話です.冷酷な現実です.
 重大なことは,土地と住居の確保・雇用の確保・資金調達でしょう.

9.14(木)

わたしの意見】全島民が去った島の観測に14億円の国費を投じることは止めて,そのかわりにそのお金を島民3700人にひとり40万円ずつ生活援助金としてあげてほしい.(1340)
 
篠田正浩さん(映画監督)の発言(9.13.0909NHKテレビ『生活ほっとモーニング』)
 
森総理大臣さま,本日の三宅島視察ごくろうさまです.滞在中は,防毒マスクとヘルメットを常時着用してくださるよう,一国民としてお願い申し上げます.総理大臣が火山噴火の犠牲者になったら,しゃれではすみませんから.
 なお総理の三宅島滞在時間を私は知りませんが,一時間だとして計算しますと,総理が三宅島で命を落とす確率は0.1%程度だとみつもります.お気をつけてとは申しません.気をつけても避けられませんから.幸運を祈ります.(0735)

9.12(火)

午後のERI御蔵島カメラ 1500-1815
けさのERI御蔵島カメラ 0515からの1時間
前嶋さん作成のバックナンバーから

9.11(月)

朝日ニュースターCSテレビ 説明責任「三宅島火山噴火と防災対策」ですが,9.13(水)0300-0400に,もう一回方法があります.このほかに,チャンネルJで放送されることをいま知りました.英語の字幕つきです.NHK国際放送をみられる設備をもっていれば,見ることができるそうです.9.19(火)1300-1400と2100-2200,9.20(水)0500-0600,9.23(土)1900-2000,9.24(日)0700-0800です.インターネットでも見られるそうです.チャンネルJのページで見方を調べてください.私にはわかんない.国会中継のようにいつでも見られるんじゃなく,その時間にしか見られないらしい.(1350)

ちばさん掲示板別宅「ここは三宅島にある165大井@浜さんの書き込みが必見です.みずからのホテルシップ経験を踏まえての発言です.同様の経験者であるふじたさんのレポートは,すでに9.09にここで紹介しました.(0910)

9.10(日)

9.09ひできち写真
火砕流は音もなく流れ下ります.ガスによる流動化が達成しているからです.音で危険を察知しようともし考えているのなら,それはいちじるしく甘い考えです.非科学的です.「音なしの火砕流がこわい」(小林松太郎,1992,「雲仙噴火の日々」葦書房092-761-2895,1360円)(1150)
 
現在のこの国の火山監視態勢とマスメディアによる報道姿勢をみると,8.29と同じような発作的爆発を三宅島が次にしたとき,その情報が十分にそして迅速に伝達されるかどうか,私はたいへん不安だ.8.29.0430ころから始まった発作の報道がどのようにおこなわれたか,その把握までどれだけの時間がかかったかを振り返れば,わたしのこの不安は理解していただけるだろう.(0910)→具体的に理解したいかたは,ちばさん掲示板の過去ファイル(Hal T.さんによる)の8.29分をお読みください.
 
「火山活動をとらえ,危険を予知しての全島避難ではなかった」読売新聞9.10社会面).この記事を批判します.(1750)
 
きのう9.09の火山観測情報はまつさん@九州大学のページで見ることができます.気象庁は,週末には,情報提供しないらしい.火山も週末は休むといいんだけどね.(0755)
 
「火砕流が新たに発生した痕跡は認められなかったということです。」NHKボランティアネット9.09.1900).
 8.29美茂井火砕流は,後日の空からの観察でそれが存在したことを確かめることができませんでした.陸上からの観察でも無理なようです.したがって,ヘリから見て新しい火砕流の痕跡がみつからないことは,今の三宅島の火砕流危険について,ほとんど何も情報を与えません.にもかかわらず,このようなコメントをNHKテレビがわざわざした事実には,このコメントをどうしてもしたかった意志が背後に感じられます.
 いま三宅島で予見される火砕流は,火砕流専門家がヘリからみたとしても,その存在を認めるのはかなりむずかしい.さて,きのうの気象庁ヘリに火砕流専門家が搭乗したのでしょうか?
 火砕流の検証のためには,映像ではなく堆積物がみつからないといけないとする発言を最近よく目にしました.しかしこれは,たいへんおかしな論理です.火砕流の実在を保証する目的には,堆積物より映像のほうがはるかにすぐれています.過去の火砕流を堆積物で研究してきた地質学者の(やむをえず採用してきた)習慣を,いま目の前で起こっている火砕流に当てはめなければいけない理由はまったくありません.ただし村営牧場には8.29火砕流の堆積物が存在する可能性があります.(1400)
 
けさのERI御蔵島カメラ 0531からの1時間
前嶋さん作成のバックナンバーから

9.09(土)

三宅島ホテルシップから昨晩無事にもどったふじたさんのレポートちばさん掲示板より)

御蔵島から見た三宅島(ERIカメラ,前嶋さんページ).きょうは晴れています.そして,高い噴煙が見えます.気象レーダーにもしばしばエコーがかかります.(1500)

9.08(金)

昨晩9.07も,島に測候所員がひとりも残らなかった東京都災害対策本部の対応について第95報).にもかかわらず,72人が島に残った事実をわたしは,どうしても納得できません.
 測候所は最後まで残るべきではないか.
 測候所が残らないのなら,他人はすべて出るべきではないか.
 緊急火山情報を出さないまま火山監視任務を放棄している気象庁はいかがなものか.(1225)
 
朝日ニュースターCSテレビ
番組名 説明責任
テーマ 「三宅島火山噴火と防災対策」
出演: 自由民主党・党災害対策特委員長代理 岩井 國臣
    群馬大学・助教授 早川由紀夫
司会: 朝日新聞・論説委員 高橋真理子 / 編集委員・早野 透
9.09(土)2300-2400
9.10(日)0700-0800(再放送)
9.13(水)0300-0400(再放送)
収録は,9.07(木)1600-1700に銀座ソニービル二階でおこなわれました.
ぜひごらんください.

9.07(木)

私がいま気象庁に望んでいることは,ただひとつです.三宅島に緊急火山情報を出してください.これだけです.観測もなにもしなくていいです.(0750)
 
中川官房長官は、万一の際に、島に残っている防災関係者が速やかに避難することができるよう、きょうから防災機関の専門家が海上自衛隊の航空機に乗って、上空から監視する体制をとったことを明らかにしました。」(NHKボランティアネット9.06.1900
 航空機で上空から監視しても,いざというときに島に残っている人を避難させることができるとは限らない,おそらくできないだろう,と私は思います.(0610)

9.06(水)

三宅島に関する火山、地震及び気象についての問い合わせ先(気象庁サイト)
 
三宅島測候所員7人は,昨晩を阿古港沖のかとれあ丸のなかですごしたそうです.所員は島にひとりも残らなかったようです.しかし島には123人が留まったといいます(東京都災害対策本部の対応等について 第68報).
 生命身体に危険が迫ったときに発表することになっている緊急火山情報を発表しないまま,所員全員を島から離したのはなぜですか?そもそも,三宅島測候所は,なんのために設置されているのですか?(1005)
 
8.29に南西?へ走った強い火砕流JNN9.05.1640).あまり知られていないようですが,8.29に発生した火砕流は,北東海上まで達した弱い火砕流だけではありませんでした.南と南西には,このJNN映像にあるような,濃い煙でもくもくの強い火砕流が前進しました.さだぞうさん写真・千葉さん写真ですでにここで紹介したことです.(0940)
 
陥没は止まっている? 『火山噴火予知連絡会の井田喜明会長は「陥没は主に七月の二回の噴火で進行した.八月中,下旬の大噴火では陥没は進んでいない」としている』(日本経済新聞9.06).この文章は,上毛新聞にもそっくりそのままのがみられますから,おそらく通信社が配信した記事でしょう.
 この井田会長発言の根拠を知りたい.科学ジャーナリストの方,これは緊急にくわしく報道するべき重要な問題だと私は思います.あなたたちの存在意義が問われている.(0755)→三宅島山頂火口の体積増加過程

9.05(火)

三宅支庁に電話しました(1915)

森喜朗首相と公明党の神崎武法代表、保守党の扇千景党首(建設相)の与党3党首が14日に伊豆諸島の三宅島(東京都三宅村)を視察する日程が4日、固まった。ヘリコプターで往復する予定。」(毎日新聞)住民が去った島へ何しに行くんだろ?火山好きなのかなあ.(1510)

ありがた迷惑 まだ島に残っているという300人は,いったい島でなにやりたいねん.こういうのをありがた迷惑という.(1500)

リスク管理不能を理由に総員退避せよ 三宅島にはいま,火山の深刻なリスクがあります.しかしこのリスク管理はまったく不十分にしかおこなわれていません.それは,リスク評価がうまくできていないからです.いやリスク認知すらまともにできていないと言ってよいでしょう.リスクにかんしてこのような不十分な対応しかできていない島からは,すみやかに総員を退避させるのが適当です.政府の非常災害対策本部長である扇・国土庁長官のつよいリーダーシップが期待されます.総員退避したあとに,リスクが現実のものとならなかったらどうしようなどと考えないでください.リスクを処理するシステム・機能をもたなかった事実だけで,総員退避の根拠となりうると思います.(1415)

ふじたさんが8.27につくった地図.カルデラ縁のどこがいつ拡大したか,よくわかる.カルデラ床のどこに火口が開いて,それがいつどう移動したかがよくわかる.これが,いまの三宅島減災にもっとも重要な情報だ.しかしふじたさんは3日朝から三宅島に派遣されてしまったため,この地図を更新することができない.30日のPi-SAR画像の判読ができない.3日の気象庁ヘリの空撮映像が判読できない.画像・写真判読結果は,ひとによって大きな差が出る.職人芸の世界だ.ふじたさんはすばらしい職人.優秀な職人はこの国にはいらないと,まさか,考える人はいないだろう.(0745)

とみながさん作成.国土地理院 25,000分の1 の地形図(陥没前)に,通信総合研究所/NASDA の PI-SAR の画像(8/30)を重ね合わせた.この重ね合わせはゆがむから,厳密にはただしくないが,概略をみる目的には十分使える.赤線は650メートル線.たしかに西側が低いようだ.下の原図を90度回転させて北を上にしたことに注意.(0605)

9.04(月)

2214から北海道駒ヶ岳で微動発生(臨時火山情報1号)

Pi-SAR(郵政省通信総合研究所).8月30日の画像.20日の状態とくらべるとカルデラ縁の西側(画面上側)への後退が著しい.29日の噴火による結果だろう.29日は,0500,0530,0600に火砕流が下ったが,最後の0600火砕流は西の阿古へ向かった.そのときは,幸いにも,村営牧場で止まった.(1830)
 
通産省工業技術院地質調査所の火山関係者のみなさまへ(0915)
 
死線を越えて みゃるさんとひよどり(miyakejima.net)